中央揃え(センタリング)をするには、 <center> 　　　: </center> で挟む

■ 前のページでは、改行はできるようになりましたが、文章が画面の左に寄っちゃってますね。真ん中にしてみましょう。

■例文 <center> この行の最後で改行したい。<br> 改行されてるかな? <br> ついでに中央揃えにしたいね </center> ↓ ■商品説明欄に例文を記入します ↓ ■プレビューします

おお、真ん中に表示されました。

■ <center> と書いた部分以降が、中央揃えになります。文章に限らず、画像なども中央揃えになります。

中央揃えをやめたい部分には </center> と書きます。これを書き忘れると、そのページの最後までずっと中央揃えになってしまうので注意しましょう。

(注) Yahoo!オークションをはじめ、ほとんどのサイトでは、こうした </center> などのタグ(終了タグ、閉じタグ、などと呼びます)を書き忘れていないかを自動的にチェックしています。 書き忘れていると、警告が出て次のページに進めないパターン、勝手に </center> を書き足してくれるパターン、開始タグの <center> を消してしまうパターンなどがあり、万一書き忘れがあってもページ全体のレイアウトに影響しないようにサイト側で工夫していますが、こうしたチェック機能に頼らなくて済むように気を付けましょう。

■ さて、中央揃えはされましたが、よく見ると、１行ごとに中央揃えされてしまっています。詩を書いたりするにはいいかも知れませんが、行頭が揃っていないのは説明文としては良くないですね。

次のページで解決してみましょう。

■興味のある人向けコーナー HTML言語にも改廃があって、あとから新しく追加されたタグがある一方、廃止の方向にあるタグもあります。 実は上記の <center>〜</center> も廃止の方向にあるそうです。当然、それに代わるものが用意されているので、センタリングできなくなるわけではありません。 もともとHTML言語は、レイアウトは二の次。本来は「ここが一番重要な部分だよ」「これは見出しだよ」「ここは広告だよ」などと、文章に意味づけをするためのものでした。 もちろん結果として、重要な部分は太字になったり、文字が大きく表示されるため、だんだん本来の意味とは関係なく、単に見栄えやレイアウト目的でタグが使われるようになるとともに、矛盾する部分も出てきました。 そこで、レイアウト関連を一手に引き受けるスタイルシートというものが考案され、レイアウトの指定にはスタイルシートを使おう、という方向性が決められました。 まぁ個人的には・・・少なくとも <center> タグは事実上、なくなることはないと思います。仮に正式に廃止宣告されても、ブラウザ側が勝手にサポートし続けるでしょう。だって今さら困るよね。